JPEGを35%圧縮するエンコーダ「Guetzli」

Googleは、JPEGを圧縮するためのより良い方法として、JPEGを35%圧縮するエンコーダ「Guetzli」を考案しました。
スマートフォンを優先する「モバイルファースト時代」から重要とされてきた、画像などの軽量化、いわゆる「ページ表示スピード」を、Google自ら進めたカタチとなる。

ページスピードが重要な理由

Googleが推奨するページの理想的な読み込み時間は3秒以下とされています。綺麗な画像が求められていいる背景や、スマホのRetina対応によって、画像のデータ容量が増えてしまう傾向にあり、その結果読み込み時間が増えてしまいます。

ただ、ページ応答が1秒遅れると、売上が7%減少する可能性があることも事実。
ユーザーエクスペリエンス(UX)を重視する上では、ページスピードも軽視できないのです。

また、ページスピードは、ユーザーエクスペリエンスの低下や収入の損失を超えて、検索エンジンランキングにも影響するといわれています。ただ、現状において、その要素が重要性を増しているかどうかは分かっていません。

ただ、Google自身「PageSpeed Insights – Google Developers」というページ表示スピードを評価するツールを発表していますし、今回JPEGの軽量化をするためのツールを発表しています。

Googleからすると、毎日、毎分増え続けるサイトをクロールする中で、クロール時のサーバー負荷を軽減したいという背景もあるでしょうし、今ではサイト検索だけではなく、画像検索や動画検索など、検索の種類も細分化されていく中で、サイトだけではなく、画像の容量も軽減していきたいという思惑があるのもうなずけます。

スマホなどで撮影した画像も、そのままサーバーにアップしてしまうと、かなりのサイズになりますし。
また、スマートフォンという電波状況でサイトを見るという場面を想像した際に、適度に綺麗な画像であり、画像サイズも小さいものであればあるほど、ユーザーにとっては快適なものになりますから、今回のGoogleのJPEGを35%圧縮するエンコーダ「Guetzli」は、理にかなったものかと思います。

ただ、実際このページ表示スピードまで管理しているサイトは、まだ少ないというのが事実でしょうから、SEOを進めていく観点から見ても、有効な手段となる可能性が高いと言えます。

「PageSpeed Insights」でのページ改善のヒント

Googleが提供する「PageSpeed Insights」でサイトを見た際に、様々な原因がわかるかと思います。
特に、CSSやJavascriptの圧縮、画像の圧縮によって、大幅なデータ量の軽減が可能です。

また、ブラウザのキャッシュを使ったページ速度向上も有効ですね。

PCとスマホが共存していく中で、求められるものは
シンプルかつ、見やすいサイトという時代の流れが、やってきそうです。

逆に、シンプルだからこそ、伝えるべき内容の精査も必要になってきます。
モバイルファースト時代でも、有効なサイト作りを今一度再検討していかれてはいかがでしょうか。